なぜ何度注意しても、子どもは同じことを繰り返すの?

実習で3・4歳のクラスに入ったとき、「なぜ何度注意しても、子どもは繰り返すのだろう?」。私の実習中の大きな悩みでした。でも、子どもの脳の発達は未熟で、「同じことをやったら同じ結果になる」ということに気づき出すのは、3・4歳から。繰り返し言わないといけない年齢なのだと知ったのは、この仕事について脳科学者に取材をしてからでした。また、3・4歳で繰り返し言われて蓄積された成果が見られるようになるのは5・6歳以降と、すぐには成果が出ません。

早くこれを知っていれば、実習中、もう少しゆとりがもてたのになあと思います(笑)。