子どもの絵やお絵描きをする姿を観察すると、子どもそれぞれに、興味の対象が違うことに気づきます。
例えば…
・型・スタンプなどが好きな子ども・模様描きが好きな子ども
・塗り絵が好きな子ども
・人物や生き物、乗り物を描くのが好きな子ども
・めいろを作るのが好きな子ども
・図記号や文字をかくのが好きな子ども
このようなお絵描きへの興味の違いから、その子がどんなことに関心が強いのかを分析してみると、それぞれの子どもを成長させるきっかけが見えてくるかもしれません。
例えば…
ものの数や、赤・白・赤・白といった順番などに注目して絵を描いている場合。 | 順番や数にこだわるまめなタイプかもしれません。もしくは、数学的なスキルの高いタイプかもしれません。 |
模様を描くのが好きな子どもの場合。 | 新しいデザインを生み出すデザイナーの才能が隠れているのかもしれません。 |
スタートとゴールのあるめいろを作るのが好きな場合。 | 論理的な物事に興味があるかもしれません。 |
文字をかくのが好きな場合。 | 自己表現を好むタイプなのかもしれません。 |
生き物の細部に注目して絵を描く場合。 | エンジニアや研究者のような素質を備えているタイプであるかもしれません。 |
このように、子どもがどこに興味をもっているのか、将来像とつなげて探ってみると、今まで見えなかったおもしろい発見やこれからの保育のアイディアが見つかるかもしれませんね。