運動会で必要な連帯感を育てる、「合わせる活動」をたくさんしよう!

秋に運動会を予定している園も多いでしょう。

運動会のねらいは園や年齢によってさまざまですが、身体を使う楽しさを味わいながら、競技を通じて仲間との連帯感を育むことをねらいとしている場合が多いでしょう。

「力を合わせる」ことが必要な運動会では、運動会までに経験した「合わせる活動」が役立ちます。

「合わせる活動」とは、例えば以下のようなものです。

  • 手遊び…保育者の動きに合わせて一緒に同じ動作をする手遊びや、「アルプス一万尺」のように友達と向かい合わせで動作を楽しむ手遊び
  • 身体運動、リズム遊び、歌…保育者の声や音楽に合わせて走ったり、止まったり、スローで歩いたりといった身体運動や、音楽に合わせてリズムをとる・歌う活動
  • やりとり遊び…しりとり・クイズ・じゃんけん・お店やさんごっこなど、友達とやりとりのある遊び
  • 縄跳び…縄の動きに合わせて飛ぶ遊び

  • ボール遊び…サッカー・ドッジボール・キャッチボール・ボール運びリレーなどボールや人の動きに合わせて動く遊びや、的当てなどの距離を考慮しながら遊ぶ活動

  • ルールのある遊び…鬼ごっこ・カードゲーム・ブロック積みなど、ルールに合わせて遊ぶ活動
  • 散歩…前後や隣の友達の歩幅やペースに合わせて歩く活動

このような「合わせる活動」は、運動会で友達とテンポを合わせて動いたり、協力したりする際に役立ちます

また、自己中心的な行動や考えから脱却するためにも、年間を通して大切な取り組みです。ぜひ、ふだんの活動で意識的に取り入れてみてください。