【造形アイディア】自由な発想を伸ばすお絵描き活動「お空の雲でアート」

以前、「画用紙の色を子どもに選ばせて、自由な発想力を伸ばそう!」の記事で、「何色の紙に描く?」と子どもに尋ねて自由な発想を伸ばす大切さをお伝えしました。

画用紙の色を子どもに選ばせて、自由な発想力を伸ばそう!
今日は、私が幼いときの体験談をひとつお話します。 あれは、まだ小学校のときでした。図工の授業で、絵を描く授業があり、私は画用紙の裏表を使って絵を描きました。 裏面には、ありの巣の...

今回は、こちらに続いて、自由な発想を広げるお絵描きの活動のヒントをご紹介します。

ご紹介するのは「お空の雲でアート」です。

下の写真のような、もこもことした雲(積雲)が出ている日に遊びましょう

この積雲は、特に夏頃に出やすいようです。

外に出て遊ぶ前に、四角などに切った透明のプラ板(100円ショップにも売っています。四隅の角に注意しましょう)を子どもたちに配り、目や手足、お皿、車の車輪などを書いたり、画用紙で作ったパーツを貼ったりする活動を行いましょう。

その後、このプラ板を外に持っていき、雲にかざして、見立て遊びを楽しみます。

「犬だよ!」と言っている子どものそばで、「ふたつ結びをした女の子にもなるよ!」などと、同じ雲でも、違って見えることを発見する子どもがいるかもしれません。そういった声を拾って子どもたちに伝えれば、さまざまな視点で物事を見る活動にもなるでしょう。

また、この体験が、重ねる、ずらすという効果を描画活動で生かせるようになるきっかけにもなるでしょう。

この体験自体が、お絵描きは紙に描くだけではないことを体験できる遊びです。

ぜひ、天気のいい日に取り組んでみてくださいね。