「明日も続きをやりたい」を実現するには?

「自分がしてほしい保育は何?」ということを常に考えよう!」の記事などで、「明日も遊びの続きができる環境づくりや声かけ」が大切なことはお伝えしてきました。

遊びが深まってくると、子どもたちに「壊したくない」「明日も続きをやりたい」という気持ちが湧いてくるものです。

工作や粘土などは、平台や小棚を用意すれば保管ができますね。

しかし、大きなブロックや工作物は、午睡や食事もあるため、片づけを促していることもあると思います。

ブロックなどは、はじめから出しっぱなしにしても邪魔にならない部屋のすみなどにコーナーをつくると、「残しておいていいよ」という声かけがしやすくなります。

また、段ボール工作などは、切りくずなどの処分やはさみなどの道具をもとに戻すといった片づけは必要ですが、子どもたちが遊びの続きをやりたがっているときには、これらも「全て元通り」や「整然と」を意識して片づけを促さなくていいでしょう。

四隅に寄せて片づけて、食事や午睡スペースをつくるなど、臨機応変な対応を心がけてくださいね。