子どもはセロハンテープが大好きです。セロハンテープでボールを作ったり、何でもセロテープで止めようとしたりします。のりとは違って手が汚れないために、好んで使うことが多いようです。
ただ、のりならきれいに仕上がっても、セロテープだと表にセロテープが見えて、見栄えがよくないケースもあります。
セロテープで貼ったもの ↓ のりで貼ったもの↓
のりだと、こんなふうに見た目もかっこよくなるんだよ
などと伝えながら、のりとセロハンテープを使いわけるように教えましょう。
おすすめは、お弁当箱の絵におかずを盛り付けていく遊び!
ただ、のりのべたつきが嫌いで、取り組みたがらない子どももいます。
そんな子どもでも、「ベタベタがいや!」という気持ちを上回る楽しい造形活動を提案すれば、この悩みも解決できるはずです。
そこで私がおすすめしたいのは、「食べ物」をテーマにした活動です。食べ物だと、男の子も女の子もどちらも反応がいいのです。
お弁当箱の形に切った画用紙に、おにぎりや唐揚げ、卵、野菜、トマトなどのパーツをのりで貼っていく活動です。好きなものだけ貼ってもいいし、きれいなお弁当にしてもよいでしょう。
お寿司をのせる木の器(寿司下駄)を描いて、寿司を乗せていったり、パンやピザ生地に具をトッピングしたりしていくのも楽しいでしょう。
幼児は、スティックのりではなく、ボトルのりを使って、適量をとって伸ばす体験で指先の力を育てましょう。「このくらい指につけるよ」と見本を見せてから、取り組ませましょう。
手描きする時間がないときは、印刷して切るだけのフリー素材も上手に活用を!
かわいいフリー素材集 いらすとや