布をたたむ遊びや活動で練習を
２・３歳頃から、折り紙遊びを楽しむことができます。壁に動物園や花壇を作って、子どもたちと作った動物の顔や花などの折り紙を飾るのもおもしろいでしょう。
保育者は横に並んで、または前に立って、一緒に折りながら活動を進めていきましょう。
折り紙の角と角、辺と辺をきちんと重ねて折り筋をつけることで、きれいにつくることができるので、「角と角を合わせてね」「指でアイロンピーン！」と声をかけながら、折り筋をつけていくように教えましょう。
折り目が汚いと、子どもは自分でつくってもがっかりしているもの。折り紙で遊ぶ前に、布をたたむ遊びや活動をすると、角と角を合わせて折る動作が上手になります。布は何度でもやり直せるので、失敗感もありません。
各自の手拭きタオルを、子どもそれぞれにたたんでカバンにしまわせたり、保育室のごっこ遊びで、洗濯もののお片づけごっこや人形の布団畳みなどで遊んだりして、折り紙を折る力の土台となる手指の力を育てましょう。
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