ごっこ遊びがさらに発展する! おすすめの小道具

「幼児のごっこ遊びを盛り上げて子どもの成長につなげよう」の記事では、保育者はごっこ遊びの中で「開店から閉店までを演じよう」と提案するなど、遊びに流れをつけるサポートの大切さをお伝えしました。

これに関連して今回は、さらに遊びにメリハリをつける小道具をご紹介します。

紙製の時計と太陽・月の絵を用意しましょう

ぜひままごとコーナーの近くに用意していただきたいのは、針が動く紙製の時計や、裏表にひっくり返せる太陽と月の絵です。ままごとコーナーの壁に貼りましょう。

保育者や子どもが時計で時間を設定したり太陽と月を裏返したりすれば、「朝」「昼」「夜」を切り替えて遊ぶことができます。「夜になりますよ〜」と声をかけながら月を見せれば、子どもたちは「寝る準備をしなくっちゃ!」と布団を用意するなど、豊かに想像を広げて遊ぶことができるでしょう。

時計が時刻を示していることにも気づけるうえ、時計を読む力の土台にもつながる遊びです。

※時計の読み方は小学校低学年で習いますが、苦手意識の強い子どもの多い単元ですから、とくに5〜6歳からは生活や遊びの中で見たりふれたりしてほしいと思います。