子どもの声が反響しない空間づくりとは?

防音効果のある布を天井に貼ろう

保育現場での「騒音」はひとつの問題でしょう。例えば子どもひとりが泣き出すと、まわりの子にも伝染し、保育者のストレスになります。反響が気になりやすい鉄筋コンクリートの園も多いため、騒々しい保育室で声を張り上げて話している保育者もいるのではないでしょうか。

そこで今回は音の反響を抑えることができる工夫をご紹介します。私がおすすめしたいのは、防音効果がある布を天井につけることです。温かな色の布を使うと、目にも優しく安心できる空間にも仕上がります。

W型にたるませながらドレープを作り、取り付けていきます。画鋲やつっぱり棒などで取り付けるのは落下の危険性があるため、ねじ込み式のフックや釘などで、天井にしっかりと打ちつけましょう。

また、電気のまわりに布を貼ると、火災に繋がる恐れもありますから、取り付け位置には十分注意してください。